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犬と猫の健康診断
今回は当院で用意しております健康診断についてお伝えします。
1、健康診断の必要性について
成犬、成猫の1年は、人間換算で4年程度と言われます。それだけ、病気があった場合の進行も早いと言えますので、定期的な健康診断は大切と考えています。
2、健康診断で行う検査とは? 全ての病気がわかるの?
健康診断では、体に潜んでいる病気を発見するために、身体検査の他、血液検査、便検査や尿検査、さらにレントゲン検査や腹部超音波検査を行います。残念ながら、必ずしも全ての異常がこれらの検査に常に現れるものではありませんので、定期的な検査とともに、飼い主さまが、普段の生活での些細な異常に気づいてあげることが大切です。
3、いつしたら良いの?
年齢に関しては、動物も人同様に中年期以降は病気が増えてきますので、人の年齢に換算して40歳位となる6歳以降は少なくとも年に1回の健康診断が推奨されます。かといって、6歳未満は健康診断をしなくて良いというものではありません。検査結果は当然個体差がありますので、健康な時の検査結果があると些細な異常に気づくことができたり、徐々に進行する病気を見つけることができたりします。若いうちから健康診断を継続することは非常に良いことだと思います。
1年のうちいつが良いかに関しては、いつでも大丈夫です。ただし、病院が大好きな子は少ないと思いますので、ワンちゃんであればフィラリア検査時、ネコちゃんであればワクチン接種の時などに合わせて行ってはいかがでしょうか。
4、検査内容および検査費用について
2種類の検査を用意しています。年齢等によりお選び下さい。
検査メニュー | 検 査 内 容 | 検査費用 |
健康診断A(6歳未満の子に推奨) | 身体検査、血液検査(犬18項目、猫16項目)、 検便、検尿 | ¥7000 |
健康診断B(6歳以上の子に推奨) ※要予約・半日お預かり | 身体検査、血液検査(犬18項目、猫16項目)、 検便、検尿、胸腹部レントゲン、腹部超音波検査 | ¥15000 |
【留意事項】
- 検査当日の朝ごはんを抜いて、午前中に来院して下さい。
- 当日朝の尿を持参して下さい。採尿できなかった場合、病院で採尿を試みますが、採尿できない場合には、後日採尿でき次第ご持参下さい。
- 検査結果は後日(通常1週間以内)のお伝えになります。